病薬連携

保険薬局薬剤師の先生方へ
平素は大原綜合病院へご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
本連携は、保険薬局で患者さまより聞き取った副作用情報や相互作用、アドヒアランス状況を病院へフィードバックしていただくことで、患者さま個々に合わせたサポート体制をとることを目的としています。
「抗がん剤シート」は平成26年9月より、「吸入指導シート」は平成27年5月より運用を開始しました。また、新たに令和5年4月1日より「疑義照会簡素化プロトコル」の運用を開始しています。
シートの改良や連携に関するご意見等がございましたら、いつでも当院薬剤科までご連絡ください。
患者さまに貢献できますよう、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

疑義照会簡素化プロトコル

様式名​ PDF Word
院外処方せんにおける疑義照会簡素化プロトコル
(2024.11.15_第2版)
01_protocol 01_protocol
合意までの流れ 02_nagare 02_nagare
合意書(および記載例) 03_goisyo 03_goisyo
保険薬局基本情報提供書(および記載例) 04_teikyo 04_teikyo
処方修正報告書 (2024.11.15_第2版) 05_syusei 05_syusei
各種書類FAX送信先 06_fax 06_fax
上記書式 一式 all
疑義照会簡素化プロトコル 説明資料 (2024.11.15_第2版) 20241115_slide

大原綜合病院×保険薬局連携シート

薬剤科直通 TEL: 024-526-0314 / FAX:024-526-0316

抗がん剤用

【目的】

本シートは、保険薬局で得た患者情報(副作用状況、服薬アドヒアランス、他院の情報など)を病院へフィードバックしていただくツールです。病院と保険薬局との双方向性の情報共有・意見交換により、患者個々に合わせたサポート体制をとる事を目的としています。

【流れ】

  1. 保険薬局で、化学療法中の患者さままたはそのご家族から処方箋を受け取る。
  2. 窓口で聞き取った副作用状況をシートの該当する表にチェックする。
    その他、他院の情報や残薬等をコメント欄に記載する。
  3. 大原綜合病院薬剤科にFAXする。
  4. 次回外来診察時、主治医がカルテに貼付された本シートを確認する。

【注意点】

本シートをFAXしていただいてから主治医が確認するまでには時間を要します。
すぐに処方変更や追加が必要な際は、従来通り疑義照会を してください。

【お問い合わせ先】

大原綜合病院薬剤科 TEL:024-526-0314 / FAX:024-526-0316

※ Word、PDFともに同様式です。 (2020.10改訂)

吸入用

【目的】

気管支喘息やCOPDの治療において、吸入療法は大変有用であり、それらの手技・動作は治療効果に大きく影響します。本シートを用いて、吸入指導における患者情報を共有することで、病状改善に向けた問題を解決する事を目的としています。

【流れ】

  1. (主治医が患者さまに)吸入指導依頼書を用いて、保険薬局で吸入指導を受けることの同意を取得する。
  2. 病院薬剤師: 外来で吸入指導を実施。吸入療法連携シートをかかりつけ薬局へFAXする。
    薬局薬剤師: 吸入指導依頼書、吸入療法連携シートをもとに吸入の継続指導実施。
    必要に応じて吸入指導連携シートを大原綜合病院薬剤科へFAXする。
  3. 次回外来診察時、主治医が電子カルテ上の本シートを確認する。

【吸入指導実施時期】

  • 吸入指導依頼書を受け取ったとき
  • 患者さまに応じて各施設の業務に無理のない範囲で実施

【指導用資材について】

各製薬会社が作成している患者用説明書等を用いて指導してください。

【注意点】

本シートをFAXしていただいてから主治医が確認するまで、時間を 要します。すぐに処方変更や追加が必要な際は、従来通り疑義照会を してください。

【お問い合わせ先】

大原綜合病院薬剤科 TEL:024-526-0314 / FAX:024-526-0316

※ Word、PDFともに同様式です。 (2020.10改訂)