初診・再診ともに外来診療は全診療科完全予約制です。
内視鏡センター
内視鏡センターでは、消化器内科および健診予防科での内視鏡検査(いわゆる胃カメラ・ 大腸カメラなど)や消化器内科の内視鏡治療を連日施行しております。
消化器内科外来とは同じ2階フロアに位置し、健診予防センターとは直通のエレベーターで繋がっており、利便性の高い配置となっています。
内視鏡センター内には個室化された検査室が4部屋あり(図1・2)、それぞれの部屋で同時に検査が可能です。そのため年間6,000例以上の上部内視鏡(胃カメラ)、2,000例以上の下部内視鏡(大腸カメラ)と非常に多くの検査が施行されています。また早期胃癌・大腸癌・食道癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は年間200例以上、前癌病変である大腸ポリープに対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)は年間500例以上施行されており、 内視鏡治療件数も非常に多くなっています。
内視鏡検査をより楽に受けたい患者さまに対しては、鎮静剤という眠くなる薬を点滴から投与しながらの検査も可能です。上部・下部内視鏡ともに鎮静剤の使用は可能ですので、ご希望がある方は外来診察の際に医師にお伝えください。鎮静剤を使用した後は眠気が取れるまでお休みいただけるよう、内視鏡センター内のリカバリールームにベッドを用意しております。(図3)
(なお、ドック健診の内視鏡検査では、原則として鎮静剤は使用できません。ご希望の方は消化器内科外来でご相談ください)
内視鏡スコープ・内視鏡機器は、最新の高画質のハイビジョンスコープや細径のスコープなどを各種取り入れており、質が高く苦痛の少ない診断、治療の向上につなげています。