大原綜合病院

県内初の低侵襲手術「経尿道的前立腺吊り上げ術」(Urolift)を導入しました〔泌尿器科・泌尿器内視鏡外科〕

泌尿器科・泌尿器内視鏡外科では、前立腺肥大症による排尿障害に適応される、低侵襲治療の植込み型前立腺組織牽引システム「経尿道的前立腺吊り上げ術」(Urolift:ウロリフト)を令和6年5月、福島県で初めて導入しました。

Uroliftは前立腺の中にインプラントを埋め込んで尿の通り道を開通させ、排尿しやすくなるようにする手術です。手術時間は約30分程度、入院期間は2~3日と、今までの前立腺肥大症の手術と比較して大幅な時間短縮が可能になりました。
あわせて、性機能を温存できる(逆行性射精や勃起機能不全が起こりにくい)とも期待されています。

詳しくは下記PDF及び治療イメージ動画をご覧ください。
(※ 前立腺の画像・手術の映像が含まれていますので閲覧にはご注意ください)
新たな前立腺肥大症の低侵襲治療(PDF)

Urolift治療動画(3分16秒)

Uroliftは医療保険適用で、高額療養費制度も利用可能です。
治療をご希望の方は、かかりつけのクリニックにご相談いただき、紹介状をお持ちになってご予約・ご来院くださるようお願いいたします。

〔泌尿器科・泌尿器内視鏡外科 主任部長 吉田純也〕